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海洋ベスト館

海洋ベスト館 Visual
海洋の価値と未来ビジョンを提示

海洋ベスト館 OCBPA

テーマ館の2階に位置する海洋ベスト館(OCBPA)は、人類が海で成し遂げた偉大な業績について紹介し、海と人類が調和して跳躍できるビジョンを提示する展示空間である。OCBPA(Ocean and Coast Best Practice Area)とは、海洋・沿岸分野における世界最高の政策、技術、ノウハウ、製品などを展示している空間を意味しており、ベスト事例を通じて世界の経済・科学産業および技術の発展を図ることが、海洋ベスト館の目的だ。ここではさまざまな学術行事やイベントの開催はもちろん、全世界の珍しいサンプルや、リアルで精密な模型、実物の展示を通じて、実際に現場にいるかのような臨場感が味わえる。
コンセプト
海洋の価値とビジョン
メッセージ
13の海洋ベスト事例の価値を認識し、海洋市民としてのビジョンを共有する
運営時間
09:00~21:00
収容人数
200人
観覧時間
30分(自由観覧)
展示構成
ゾーン1 → 展示ロビー1 → ゾーン2 → 展示ロビー2 → コミュニケーションラボ
展示概要
海洋ベスト館では、フランス・イギリス・アメリカ・ヨーロッパ・日本など世界各国の海洋観測、海洋産業ビジネス、海洋生物の多様性、海洋保存に関するベスト事例を紹介している。このような各国の研究活動の紹介を通じて、観客が海洋の重要性を認識し、海洋市民に生まれ変われるように支援する

海洋観測(海洋を見ると、地球が見える) ゾーン1

海洋観測(海洋を見ると、地球が見える) ゾーン1
海洋観測の必要性を理解し、人類がこれまで積み上げてきた成果について知ることのできる空間。実際に展示されている海洋観測装備に触れることができる。
海洋を見ると、地球が見える(IOC/UNESCO、フランス)
海洋観測は異常気象と気候変動を研究・予測し、新たな海洋生態系を研究するうえでもっとも重要な作業。海洋ベスト館では、海洋の目の役割をする代表的な海洋観察装備のアルゴ、ブイ、グライダーの実物を展示している。
海洋の特性を体験できる全世界の海洋観測(POGO、イギリス)
海洋の特性を体験できる全世界の海洋観測(POGO、イギリス)
海洋の特性を体験できる全世界の海洋観測(POGO、イギリス)
国際海洋観測機構(POGO)における海洋観測装備の1700年代から現代までの発達の様子を、館内に展示された実物を通じて知ることができる。また海洋特性体験では、海の色の秘密、水深に応じた圧力、光が到達する深さ、色々な海の音など、海を様々な観点から体験できる展示が行われている。
深海探査、地球の生命体の起源を 
探して(JAMSTEC、日本)
深海探査、地球の生命体の起源を 
探して(JAMSTEC、日本)
深海探査、地球の生命体の起源を探して(JAMSTEC、日本)
潜水の世界記録をもつ有人潜水艇、「しんかい6500」の探査で発見された熱水噴出孔の環境をジオラマ演出により確認することができる。深海の熱水噴出孔から噴き出る熱水の温度は350度を超え、光がないなかでも生命が息づいている。ここでは、目のない深海のカニなど、変わった外見の深海生物の標本を直に見ることができ、現在進められている研究とその成果を、展示を通して知ることができる。このように未知の世界である深海を持続的に研究し、探査する人類の挑戦精神に触れてみよう。
観覧ポイント 地表の約70%を覆う海洋は、人間の生活と実に密接に関わっている。海洋を観察することにより、人間の今後の暮らしを予測して歴史的に発展させてきたこれまでの努力を垣間見ることができる。また、実際に使用された海洋観測装備を直接見ることのできるまたとないチャンスだ。

海洋産業技術(ブルーエコノミーを実現する) 展示ロビー1

海洋産業技術(ブルーエコノミーを実現する) 展示ロビー1
海洋産業技術(ブルーエコノミーを実現する) 展示ロビー1
海洋産業を通じて海洋の価値と技術を理解する空間であり、世界各国の技術が展示されている。特に韓国と世界の企業が持つ先端技術を、映像メディアを通して楽しくて分かりやすく説明している。
自然の力、潮の満ち引きを利用したエネルギー発電(K water、韓国)
潮の満ち引きを利用する潮力発電所の原理を映像で紹介。特に環境に配慮した発電所である始華湖潮力発電所によって回復した始華湖の生態系の原理について説明している。
不可能はない!海上ですべてを享受する(STXヨーロッパ/RCI、ヨーロッパ・アメリカ)
世界最大のクルーズ船であるオアシス号の造船技術と海洋環境を保護するための先端技術を紹介している。また、限界を乗り越えて構築された内部の様子をマルチ映像ショーを通じて見て、クルーズ旅行の楽しさを感じてみよう。
世界初!海の上を動くワンストップLNG生産工場(サムスン重工業、韓国)
従来は、天然ガスを生産して陸地に輸送し、液化・貯蔵過程を経て再び運ぶシステムだった。2008年に世界で最初に開発したLNG_FPSOは、海上で天然ガスを生産・液化・貯蔵・積み降ろしできる機能を全て併せ持った新しい概念の海洋設備だ。 揺れる海の上で実現したサムスン重工業の驚くべき技術力を模型マッピングやスレートPCを利用して見ることができる。
水不足問題の答えは海水にあり(斗山重工業、韓国)
人類が直面している水不足問題を解決するためには、海水を淡水に変える技術が必要である。デジタルキューブを通じて、斗山重工業の海水淡水化技術を見ることができる。
観覧ポイント 生命の源であり、エネルギーの源でもある海洋を保存すると同時に、スマートに開発していく方法とそのプロセスを展示。特に韓国の企業が驚くべき技術力を基に、エネルギーと飲料水の代案として提示するLNG生産の工程や海水淡水化のシステムは、世界に誇れるものである。

海洋生物の多様性(珍しい海洋生物に出会う) ゾーン2

展示ロビーを過ぎた所にある2番目の展示ゾーンは、さまざまな海洋生物に出会える空間である。ガラパゴス海洋保護区域の事例と、全世界の海洋生物調査事例が展示されており、海洋生物調査の必要性とさまざまな生物の価値を改めて認識することができる。
ガラパゴス海洋保護区域(チャールズ・ダーウィン財団、エクアドル)
全世界の海洋生物を調査(CoML、米国)
ガラパゴス海洋保護区域(チャールズ・ダーウィン財団、エクアドル)
火山活動が続いているガラパゴス諸島の様子や、チャールズ・ダーウィンの研究成果を知ることで、ガラパゴス海洋保護区域の重要性を理解することができる。「ガラパゴスの深さ」というオブジェではガラパゴス諸島独特の地形を見ることができ、またガラパゴスでもっとも有名なゾウガメの標本に出会える。
全世界の海洋生物を調査(CoML、米国)
深海で採集された希少な海洋生物の標本を展示。全世界の海洋生物の研究調査を通じて、韓国をはじめ東南アジア地域に生息する多様な海洋生物を見ることができる。
観覧ポイント 絶滅の危機に瀕している海洋生物の保護に向けた国や団体の努力を垣間見ることができる。ガラパゴス諸島のゾウガメをはじめ、希少な海洋生物の標本に触れることにより、自然と環境を守るという使命感を育てていこう。

海洋の保存(海は私が守る) 展示ロビー2

海洋の保存(海は私が守る) 展示ロビー2
海洋汚染の実態を知り、大切な海洋生態系の保存を実践するという意志を改めて確かめられる空間。地域の海を再生するためには何から始めたらいいのかについて考え、そしてその答えを実践していく意志を育む。
北太平洋の汚染問題とその対応(NOWPAP、韓国)
北西太平洋地域は、急速な産業化と人口集中、沿岸地域の活発な開発により海洋生態系の破壊と海洋環境汚染などの危険な状況に直面している。そのため、有効な対応と国家間の協力体制の構築など、各地域で緊密な協力活動が行われている。原油流出事故や海洋ゴミで汚染された海の衝撃的な映像とNOWPAPの対応策などが展示されている。
黄海の生態系を保存するための方策(YSLME、韓国)
黒海の保護(EDM、トルコ)
黄海の生態系を保存するための方策(YSLME、韓国)
黄海の生態系を再生するために、海洋の汚染度を把握して生態系の変化を予測するシステムを構築し、汚染を取り除いて生態系を保全する沿岸開発政策を提案している。その一つとして、統合マルチ栄養養殖漁業と環境にやさしい超高密度エビ養殖をデジタル水槽で再現し、環境保存の方法をわかりやすく紹介している。
黒海の保護(EDM、トルコ)
周辺の沿岸国家により汚染された黒海を保護するため、子どもを対象に開発された黒海教育キットを展示し、環境保全と教育の重要性を訴えている。またコミュニケーションラボでは、黒海教育キットを実際に作ってみる時間も用意されている。
実践を通して海洋市民に成長する(Nausicaa、フランス)
実践を通して海洋市民に成長する(Nausicaa、フランス)
実践を通して海洋市民に成長する(Nausicaa、フランス)
海洋保存活動の第一線に立つ人々のインタビュー映像を通じて、海洋市民としての意識を育む。またメディアテーブルに展示された13の事例に投票し、関係機関に応援メッセージを送ることもできる。
観覧ポイント 汚染された地球環境によって人類の生存が危機にさらされている。したがって、これに対する国家的な対応と個人の努力が切に求められる。黒海教育キットを利用したテストを通して環境保全の重要性を理解し、その解決策を実践していく海洋市民として成長するための方法を探してみよう。

海洋ベスト館の展示についてなんでも聞いてみよう コミュニケーションラボ

海洋ベスト館の展示についてなんでも聞いてみよう コミュニケーションラボ
海洋ベスト館ならではのスペースで、展示物に対する理解を深めるためのコミュニケーション型の講演はもちろんのこと、海洋ベスト館に参加した機関から提供された映像を選択し、鑑賞できる映像検索ゾーンが準備されている。
オーディトリウム
講演の資料と関連映像をスクリーンで見ることができる。特に講演内容はSNSを通じて全世界に生中継され、講演に参加できない人でもオンラインで簡単に見ることができる。
情報検索ゾーン
海洋ベスト館参加機関が提供した映像を選択・鑑賞し、それぞれのベスト事例についてより詳しい情報を得ることができる。
観覧ポイント 知りたい内容や気になる点を検索して更に詳しく見ることができる。コミュニケーション形式の講演を通じて、さまざまな情報を得ることができる。
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